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10月02日 R君の結婚式

2010年10月02日(土)11:53

photo_20101006-05.png福岡市NPOボランティア交流センター「あすみん」の管理運営を2002年から3年半委託事業として、2006年からは指定管理者として、福岡市初めてのセンターづくりに携わってきました。
前例にないことにチャレンジするのは、CHA3の創刊以来でしょうか!?
最初はNPOボランティア交流センター設立検討委員会の人たちとも、センターづくりに関してはあれこれ、悩み・相談しながら、進めてきたものです。
指定管理者になってからは、10名のスタッフとともに、事業企画から大きなイベントの運営まで、NPOふくおかの理事に支えられながら、6年半の事業を終えました。
現在は株式会社がNPOボランティア交流センターが指定管理者となっていますが、利用者登録用紙のフォーマットから、センター内のレイアウトにいたるすべてをそっくりそのまま、残してきましたので、私たちが作り上げてきたものが、いまでも役に立っているようです。日本中のNPOセンターを視察にでかけては、学んできたものを元に、福岡スタイルを作り上げてきたのはNPOふくおかに他なりません。
利用者には、管理者が変わっただけでなにも気づかない人もいるでしょうが・・・開館時間が22時ということで、女性スタッフは定着しない時期もあったり、NPOボランティアセンターという看板をみてはホームレスの人がお金を貸して欲しいとやってきたり、招かれざる来客もあったりで、いろんな苦難も乗り越えてきました。指定管理者が変わった時にスタッフたちはみんな職を失い、それぞれの道へと旅立っていきました。理事長としては断腸の思いでした。
終ってしまうと、なにが残ったんだろう?あれは夢だったのか?と思うこともありますが、最近、嬉しいことに、このあすみんで働いてくれていたスタッフたちが、結婚をしたり出産をしたり、嬉しい知らせをくれ、実際に結婚式に出席したり、赤ちゃんを抱っこさせてくれる機会が何度かありました。
当然、当時一緒に働いたスタッフも全員招かれていて、久々に旧交も温めることができます。こんな時に、「あすみん」を運営してきたのは夢ではなかったのね~こんなにスタッフも成長して・・・と、感激も一入です。
みんな頑張って、いろんなハードルを力合わせて乗り越えてやってきたんだと、実感できます。今回はR君の結婚式でした、あすみんでたくさんの経験をしていまでは東京の小学校で教師をしています。
先生になるのが彼の夢でした、生き馬の目を抜く東京へ就職が決まったとき、みんなで心配したものでしたが、結婚式で再会した彼はとても立派な凛々しい男性に成長していました。あすみんでみんなと汗と涙で学んだことが糧になったのではないでしょうか?大変なクラスの担任もこなし、多くの先生たちからも信頼されている彼の両親への挨拶も立派でした。おめでとう!!

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